ドール職人のドールライフと日常を綴る日々。

半年も作っていなかったなんて我ながらびっくりだけど
きれいな状態の素体・スフォリアが手に入ったのでカスタムしてみた。
仮でミルクラテさんの衣装を着せている。

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今回は初めてスワロフスキーグラスではなく
比較的平面に近いクラフト用店で入手した12mmグラスアイ。






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このアイの長所はおそらく4th 後期ボディの子だったら
厚みが減るため瞬きが可能かもしれないところ。

作るのに難航したのはスワロと違って平面なために
追視機能もなく、レンズのように拡大されることを計算に入れて
瞳孔などのレイアウトを作る必要がない分
それらのサイズの変更に慣れる必要があったという点。
顔料のカラーチャートサンプルを作るところから
改めて作業した。
息子が誕生日プレゼントにくれたスケッチブックが
大いに活躍している。

ブルーのアイは久しぶり。
同じ色は13年のドールカーニバルの子以来かな。
この子を色付けする前にずっとガン見していた
ジュモーのオールビスクドールの美しさの影響かも。

陶器製なのに触れたら柔らかそうな質感のお肌の表現や
少女の少し幼い出っ張った額がたまらなく愛らしいのですよ。
当時のファッションドールは時代の衣装文化を測り知る
良き文化財だと思うので1体でも多くのドールが世に
美しい姿のまま残されることを祈る。

私が作る人形は
どれくらい原形のまま残ってくれるんだろうか。
まあ 
私の手を離れたらうちの子ではなくなるので
ウイッグや服を着せ替えたおされ
遊び倒されるのも本望ではあるんだけども
こんな風に壊れちゃいましたって、
破壊後の画像をブログにアップされた事があって
あれはまず修理依頼してくれたらと、ちょっとショックだったなぁ。
納品書にも修理窓口は書かせてもらっているんだけどね。

後半は衣装作りに頑張ります。
結構久しぶりのせいかウキウキしております。
今回もクラシカルな衣装なのでバッスルが付くドレスになると思う。

















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[2017/10/02 21:00] | ドール
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しばらく気管支炎を患っていて
まともに声も出ないこととなかなか下がらない熱に
悩まされていた。

この年になってもすぐ発熱して
不整脈も持ってる私みたいのなんかは
人生80年と言われてる現代でもそれを全うできるとは
到底思えないのだが、
最近無性にはるか昔になってしまった頃の事を
何かの拍子にふいによく思い出し、
なんだかぼんやりすることが多くなってきた。

あの頃は
バブル崩壊前の喧騒と駅のホームで読み散らかす新聞と
本とレポートにまみれた日々のなか
自分なりに本気でみっともなくも大きな恋をしていた。







年上の彼にとって私はまだ子供でしかなく
私もほんとに全く鈍くて 
良いがままに素直に話を聴いてたりした。

彼が話す無邪気にその時あこがれていたであろう女の人の
ことが言葉の節々に出てくるので

「どうやったら彼女のような大人の女性になれるんだろう」

と 本気で焦っていたのに。

でも 勇気と自信がなかった。

自信の中に女性性が芽生えていることと彼の事を
絶対君主のように子供を支配していた母親に
悟られたくなかったのもあるが
結果的には自分がまともな女性になれるという
自信も積極的になろうと努力もしなかったからであると思う。

若い時期なんて人生のうちで本当に短いってのに
なにそれでも臆病のままで大丈夫と勘違いしてるんだって、
昔の私に言えるんなら一発どついて言ってやりたい。

そんな中途半端な思いでも1年後
一生懸命追いかけていた彼は東京へ戻ってゆき、
私は手紙を送り続けたが、
しばらくしてその筆も途絶えてしまっていた。

今 彼のあこがれていた彼女は海外へ行ってしまい、
現在彼は自分の家庭を築いている。

多分彼は彼で、思い焦がれていても
手も足も出ないことを承知でも恋してたんだろうなと、
今になってわかる気がする。
だから 最初から私が入れる隙間なんてなかったのだ。

そう思うだけで 行き場のない想いだけが今でも
思い出すとポツンと置いてけぼりにしていた分
ちくちくとして、
それでもなぜもっとちゃんと伝えきれなかったのかと
少し、後悔したりする。

----------------------------

どうして 何もわかってないただの子供のままでなんて、
納得しちゃったんだろう。
どうして 若さも力もまだ今よりはあった時代のうちに
思い切ってしまわなかったのだろう。

結婚して、子供ができて、
そんな生活のいろいろに焦がれる毎日を送って今みたいな
年になってからではもう 夢見る事さえできないことなのに。

そんなことを考えながら、
今になって稲垣潤一の「ロングバージョン」とか
大江千里君の「Bedside story」 とかの
当時聴いていた音楽を今更のようにリフレインしている。
今おばはんになってから
男女の恋の機微が分かったって遅いっつーのよ笑。


あのとき 君は大人でそして優しくて
バカだな 僕はそのまま愛を信じてた

いつまでも いつまでも
変わらない愛を 
         稲垣潤一 「ブルージーン・ピエロ」




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[2017/09/26 23:59] | ちょっとまじめに考えてみる。
|

親がいなくなった今
私が親の人生や 時々に感じていたであろう思いを
知る術はなくなったので、
両親の人生は誠にミステリアスである。

もちろん生前語っていたことや
他の存命の親族からも聞く機会はあるのだけれど
人の人生は多角的なために
良い話をした人がいたかと思うと全く逆に
ものすごい勢いで批判する人もいたりする。
だから実際のところ、本当の事なんて誰にも解らないのかもしれない。


我が家はちょっと複雑な家庭環境だったので
最初 タイトルの
「ド根性ガエルの娘」をほんの好奇心で読んだとき
第一話目で吉沢氏が原稿すっぽかしてパチンコ屋で遊んでて、
迎えに来た大月さんにキレてゴミ箱を投げつけるシーンから
始まるんだが

「うあ、うちの母親そっくりのキレっぷりだ」

と 心臓がバクバクしてしまった。

本作品は大昔ジャンプで連載されていた
「ど根性ガエル」の吉沢やすみ氏の長女である
大月悠右子さんが描いた
一発屋漫画家の父親を持つ一家族の物語である。

家族の形の賛否はどうあれ
彼女は出来るだけ読者に誤解なく伝わるように
色々な人からの視線を交えながら描いている。

また 自分が両親から受けた数々の
筆舌に尽くしがたい仕打ちの数々や、
それに対する彼女の反応も
かなり正確に描かれていて、読むのがつらくなる時もある。

ていうか ど根性ガエルって
どこが面白いのかわかんない漫画だったんだけどな。
話の核が無いんだもの。

しかしながら父親・吉沢やすみ氏は
極端な内弁慶で、ギャンブル依存症で
本作を読んでても本当に酷い、
出て行って欲しいレベルの毒おやじなのだが
時にやさしくて、弱くて、
家族というものの形への執着に近い愛情が垣間見えるところも
描かれている。

娘とはいえ第三者が描くのには至難の業じゃなかろうか。
少なくとも私には無理。

よく こんなに逡巡を重ねたであろう苦労を経て
世の中に自己のカタルシスを放ったものだなと
敬意に似た感情を抱く。
漫画家のご主人が彼女を理解し
支えていらっしゃるんだろうなと
その部分を 一読者の私は安堵している。

お母さんがひとえにこのダメ男が好きだったから
この家族の一定のバランスは保たれいて

とは言ってもそのお母さんも心労は半端なく

誰にも自分の苦労を言えず、子供たちにも見せず
ギリギリのところで踏ん張っていたということを
大人になった作者の大月さんが
当時辛かったことをわかってあげられなくてごめんね と
伝えるシーンがある。

これが漫画で描かれていることに凄さというか、
驚きを禁じ得ないのである。

よくネームの段階でくじけなかったなぁ。
めちゃくちゃ風通しのいい商業ベースに
乗せられる作品によく仕上げたなぁ。

何が彼女をそこまで駆り立てるのか
最後、彼女は何をもって話をくくるのか全く見えないけれど

家族の人生のことは
みんなおそらく割と知らない。

知らないところで自分と接点があったところの
話をつないで物語にできる人というのは
ある意味非常にまれな存在で、
なかなか無い作品なのかもしれない。




[2017/09/14 16:53] | レビュー
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家族を送り出して
朝から全米オープン男子シングルスを観る。
気が付いたらお昼になってしまった。

いつも休みの前日は鼻息荒めで
せっかくの休みだからあれもしてこれもしてと考えるんだけれど
意外と、なんにもできてないなと感じる日のほうが多い。

がくっと寝こけて家事を片付け
長編小説やコミックを読んでたら子供が帰ってきて
夕飯の準備で
…もう本当に一日はあっという間に終わる。

待っててね私のお楽しみ!と 思いながら
今日もこんな時間になってしまった。

とりあえず今はキングダムを読んでいる。
数巻ごとに泣かされてるよ。
この作者はほんとにすごいなぁ。

この土日出勤もぼちぼちやるか。





[2017/09/01 17:11] | 日々雑感
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うちも家族で観てるんですよ
今年の大河ドラマ 「おんな城主直虎」。

んでもって先週姿を消した高橋一生さん演じる
小野政次ロスが半端ない… (´;ω;`)

大河ドラマはどの年の作品にも話題性があるし
良い演技をされる俳優さんたちを使って作られているので
どの作品にもありそうなものなんだけれど

この半端ない空白感はなんなんでしょうか。。。
私も子供たちも映画チョッパー編以来の大泣きぶり。
今週も政次を亡くした直虎を見守る龍潭寺の面々の
温かさにまた泣かされた次第。

三浦春馬さんがさっさといなくなってしまった後
(何度も暗殺シーンで回想では登場されるんだが汗)

高橋一生さんの目や何気ないしぐさという
語られない部分の演技には毎回凄いと思っていたので
これから政次ロスの中
どう物語が進んでいくのかハラハラしています。

ああでも
淋しいよー
政次ーーーー‼!
(;O;)

んで
大阪では夏休みが先週終わり、
すでに新学期が始まったんだけど

「あと2か月夏休みだったらいいのに!
このまま家で暑さを避けたい!」

と 子供たちが大合唱ν

何でだよー
こっちはやっと一人の時間ができる~って
ちょっと喜んでるのにな。

「っていうか受験あるのに休んでる暇ないじゃん!」

今年の夏は小学生と高校生最後の夏休みだったので
子供たちと出来るだけ多くの事を楽しみたくて、

主に3人で一緒に古典や現代文の解説をしたり
数学のパズルを一緒に解いたり
専門の先生のとても面白い授業をオープンスクールで
受けに行ったり

絵画教室という名のワークショップを開いて
絵の具の使い方から水の調整、他の画材との組み合わせによる
表現の仕方までを一緒に描いて宿題として提出できるように
みんなでお絵かきを楽しんだ。

あとは美味しいお菓子やご飯を作ったり、
濃ゆい夏休みだったなぁ…

「でも、夏休みが少ないんだったら
冬休みは長いかも…」

残念だったねぽぇちゃん。

大阪は年中気候が比較的安定してるから
冬休みも短い設定なんだよ。
しかもキミ、年明けすぐに受験でしょうがν

来年の春手前まで子供たちとの濃ゆい日々は
ちょっとした延長戦になりそうである。

ああ、
気が付けば今朝出勤の時に見上げた空が高くなってる。

私もそろそろ新しいドール製作を
ガチ本気で製作したくなってきた…






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[2017/08/27 23:13] | 日々雑感
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