ドール職人のドールライフと日常を綴る日々。

優しい世界観が大好きな坂田靖子さんの漫画 
「神が喜びをくださるように」の作中で
(闇夜の本、復刻してたんだ!すごい嬉しい)

身分違いによる喧嘩で別れた元恋人に

「もしも僕らがサーカス小屋の小人だったら
世界中の誰よりも幸せだったかもしれない」

というセリフがあるが
そこへ天使が舞い降りて…という
素敵な話。


その昔の日本でも
当時の斎王だった式子内親王と藤原道雅が
恋に落ちたものの、
帝の娘である内親王が自分で結婚相手を
決めることはできず、結局引き離されてしまった。

その時の道雅が詠んだ歌が百人一首に
残っている。

今はただ 思い絶えなむとばかりを
人づてならでいふよしもがな

もうあなたの事を愛してはいませんよと、
せめて会って言いたかったという意味の
切ない歌である。



私がまだ独身で診療所勤務だったころ
うちの歯科は近所の奥様方が多かったせいか、
台風や地震があってもアポ通りに来診なさるのに
いざ有名芸能人や皇族の結婚式の日となると
途端にキャンセルが相次ぎ、
事実上休診状態になったので
まだ若かった私やほかのスタッフは理解に苦しんだ。

芸能人はもうわからないけど
ご皇室の事って
ある程度年取ってから気になるもんだなと
今の年になって思う。

今世の中を騒がせている内親王様の
ご成婚の問題は
もしも2人とも一般人だったなら何も問題なく
結婚して生活していたかもしれないし、
様々な問題で別れることになってもそれはそれ
で収まっていただろう。
いざ結婚したらお互いの金銭感覚がずれていた
というのはよくあると思う。

漫画家 「東大一直線」の小林よしのり氏が
内親王様が好きな男と結婚できるんなら
400万の借金くらいわしがはらっちゃると仰った
ようだが
私もゴーマンかまさせてもらえば
いやそれはなんか違うよ、よしりん!!と思った。
詳しいことは本当にわからないが
そこはお金を払って解決することが
真の解決策ではない気がする。

というか、誰かが何とかしてくれるというのを
あちらの母子に更に刷り込んじゃダメな気がするんだ。
身の丈を知らない贅沢のためにお金をたかる人は
私が親ならダメもとでもわが子の結婚を反対すると思う。
常日頃息子たちには
「恋愛中は難しくとも引き算、
結婚したら相手を足し算で見なきゃいけないよ」
と 失敗者ながら偉そうに言っている。
結婚はお互いがをどこまで許せるのか だ。

「ほら、
読んだことないけど漫画家の小林さんっていう人が
僕のお母様が借りたお金を返してくれるって
言ってるからもう大丈夫ですよ。
僕らはお言葉に甘えて結婚しましょう」

まぁさすがにそういう厚顔無恥なことは
言わないか。

億単位の花嫁料のようなものが国税から出るのと
国民の象徴として一定の品位を求められ
みんなが明るい話題として祝福したいと注視している。
皇室からちゅーちゅーお金を吸い取りそうな輩でも
いざご成婚しちゃうと
欧州のロイヤルファミリーみたいに
おいそれと離婚することもできないんだ。

「ねぇペイン、
このまま2人でサーカスに入っちゃいましょうよ。
私ブランコがやりたいわ。」
(「神が喜びをくださるように」)

ふたりぼっちではないことは
果たして不幸なのだろうか。
彼は皇室を離れた後の
彼女を守る覚悟があるのだろうか。
周りにこの記事を書く私を含めて
うん千万のお節介な親戚気取りが沢山
溢れるほどにいる今、
やはり 慎重に相手を見据えていただきたい。








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[2019/01/28 16:57] | ちょっとまじめに考えてみる。
|

こんなふうにブログの記事を書き出すとき

あらかじめタイトルも内容も筋道も決まっていて
すっと更新する場合と、
わけわからないけれどとりあえず書きたくなったから
書いている今のような状態の場合の2パターンがある。

で 文章を書いている最中にいくつかタイトルの候補を
頭の中でぷかぷか浮かばせておいて
浮かんでいるものに手を伸ばすか
それとも全部破棄して新しいものを付けて記事として更新する。
いずれにしても
文章を書くという行いがデジタル化して
さらに世界にむけて発信されているリスクを十分に
考えなければならない。

ここまで書いて、
自分の文章を書く行程が
自分の人形作りの過程に似ていることに気づく。

途中まで作ってたのに
思いついたら全部放り出して一気に別の作品を作る、
やりたい放題な時もある。
だからと言って たまたまひらめいただけで
無下にしたというわけではなく、優劣もない。
放り出したものも後で確実に仕上げて作品化する。




ここにあるブログの記事は
もしも私がいなくなったら残された家族へ
その時に私が何を考えていたのかを記録するものとして
書いているつもりなのだが
まぁ、瓶に詰めて手紙をこっそり流す感覚に似てる。

じゃあ、さあ今誰かに向かって手紙を書けと言われたら
全くもって何を書いたらいいのかわからなくなる。

誰かを意識してしまったら、
いいこと書こうとか思いすぎて狙いすぎて
あざとい虚飾と嘘ばっかりが出てくるのではないかと
ちょっと怖い。

今何故こんなことを書き出したのかというと
一つ目に
15歳の男の子を赤の他人の60代の爺さんが
ブログに実名挙げてあまつさえ
ヘイトスピーチをかまして、裁判所から有罪判決が
下った記事を読んだ。
実際に大口をたたいて裁かれた人間に
記者が取材に行ったら
目深にかぶった帽子にサングラスで
ノーコメントだったらしい。
情けない。
隠すんなら覚悟もないくせに
酷いこと書くな。
今ちょっとモヤっとしてるんだろうな。
ネットの中傷が正当に裁かれる時代になったのなら
私も随分とプライベートで遊んだ際の事の
悪口を後出しで書いている人がいるので
罰金はいらないから裁判所経由で削除要請してみようかな。
私、思い出として楽しかったことは
そのままにしておきたいんだけど、
一事が万事、すべてが彼女にとって
そうじゃなかったのならホントごめんなさいだけど
ネットに公開はさすがに悲しいわ。
あなたが辛かった時に力になれずごめんなさいと
メールフォームからも送信したのも全く無視だしね。

二つ目は
WEBで夜廻り猫を読んでいたら
広告のバナーに見知らぬ誰かと文通しましょう
みたいなサイトがあった。
身元はばれません、WEBのみのやり取りでの文通で
誰とでも気軽にOK!と書かれていたんだが

親しくなれば 
本当の自分のことを言ってしまいたくなる
ものじゃないのか?
そんな人に付け入る人間は何処でもきっといるはず。
手紙だからと整合性の取れない色んなキャラクターを
使い分けて文章を書く人がいるんじゃないのか?
自分の現実と ネットの世界との剥離が、
大きければ大きい人ほど危険ではないのか?
大きすぎる嘘は人をかえって病ませる。

…アカン、根っから信用できないなんて
私も寂しい残念な人になってしまったなぁ…。

遠くの一つ上の従妹と文通していたのはもうずいぶん昔。
彼女の進学に伴って手紙のやり取りもなくなり、
私は1人でノートに日記をつけていた。
今も1人。
検索除けを付けた小さなブログの行動範囲の中
猫様を膝に乗せてパソコンに向かって文字を書いている。

もしも文通ができるのなら
自分が送り出した人形たちから便りが欲しいな。

ウイッグが変わったのとかお着換えしてもらったのとか
手が折れてどうしようとか、
その後の彼女たちの声が聴きたい。

あくまで願望でしかないけれど、
そんな手紙がやり取りできるように
愛情込めて彼女たちを作り、送り出してゆきたい。





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[2019/01/16 22:15] | ちょっとまじめに考えてみる。
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あなたはわたしですか?
またたびちと
雅さんこんにちは!かなり遅ればせながらで恐縮なのですが…2019年がはじまりましたね^ ^
2018年中は仲良くして下さってありがとうございました。今年が雅さんやご家族、人形達にとって素晴らしい1年になりますように゚+.(・∀・).+゚遠い空の下、白猫人形と共にお祈りしております。
創る人って同じ事を考えがちなのか、それともご縁のあった雅さんと私なので似た部分があるのかはわかりませんが、、、
『もしも文通ができるのなら
自分が送り出した人形たちから便りが欲しいな。

これね!ありますよね!お気持ちすごく良く分かります。あなたは私ですか?って思うくらいわかります。
愛情込めて創った子達とは、いつまでも繋がっていたいものですよね^ ^
私達が送り出していった子達の安全と幸せを願いつつ…2019年もよろしくお願いいたします。

めっちゃ嬉しいんですけど
ちとさん、ご無沙汰しております!
ちとさんのおかげで現在グラスアイ作りに精を出す自分がいたり、
愛らしい猫さまのみならず
色んな装飾品やレジンの製作品を手広く作っていらっしゃるので、勉強になりますし
物を作る人間としてこの出逢いに感謝しています⇈
おんなじ感覚でいらっしゃったとお聞きして、とても嬉しいです。
送り出した後のことは、もうそこの子なのだとわかってはいてもだいぶ気になっています。
あとドール本体、あるいは本体をばらして転売なども国内で横行しているようなのでなおのこと気になっています。
欧州圏ではカスタマイズやクラフト作品に対する評価が高く、重宝されるのですが…。
うちに来てくれた玉ちゃんは
「先住猫に敵認定もされず猫ライフしてるよ~」と 思っててくれたらいいな^^
今年のちとさんのご活躍と色んな作品を拝見出来ることを楽しみにしています!
インスピレーション、カモン!


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このFC2ブログでは足あと機能があって
オンにしてよそのブログを拝見したら訪問者リストに
足跡が残る仕組みになっている。
(ちなみに私はオフにしています)

最近の傾向として
足跡をURLジャンプすると
FC2ブログを経由して別のなんかのビジネスサイトへ
リンクされていたり
アフィリエイトサイトだったり
出会い系サイトだったりでブログじゃない。

すみませんが足跡踏むのやめます。

真面目に記事を残すユーザーよりも
こういうクッションにブログが利用されていることが
とても残念である。
最近 本当に面白い読み物を更新しているブログが
一時より格段に少なくなってしまっているのは
こういった要素と
SNS、Twitterの普及が原因なんだろうが
個人が情報発信するのに有用なツールであることには
変わりはないので、
ほどほどにしていただきたい。




[2019/01/13 18:56] | 日々雑感
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高校生の時
冬休みのレポート課題に家の雑煮の具と正月の風習について
調べよというのがあって非常に困った記憶がある。

民俗学者の弟子だった社会の先生だったので
分類に役立てようという動機だったんだろうが、
高校生の私は幼い時に両親が別居したのと
当の母親が料理をあまり作らない人だったし
私が必要に駆られて自炊していて母親の分まで
自立して家を出ていくまで食事を作っていた。
そんな状況でどうやって調べるってゆーのよ?と
大きくため息をついてしまった。

もはや伝統を引き継ぐとかいう意味合いでの
雑煮ならばまったく学問の参考にならないし、
第一雑煮やおせちもなかったのである。
(というよりも、当時何を食べていたのかなんて
殆どおぼえていない。)
私の当時の家に入る文化的余裕なんて
何も無かった。

生前彼女は実家の祖母に従って
家系の料理を作るのが本当に嫌だったと
苦々しく語っていたのは憶えている。
おばあちゃんの作るおはぎとバラ寿司は
最高に美味しかった記憶があるのでぜひ
憶えててほしかったんだが
そもそも昭和の時代、結婚して家に収まるのには
向いていなかった人なのだと思った。

とにかく家族に関わる調べ物の課題の類は
親も非協力的だったのもあって、非常に苦痛だった。
それでも表向きはほかの学生と変わらない
普通の家庭の子を必死に装っていた。
根本的に解決なんかできないのに
哀れみだけかけられることが、
何より赦し難かったためだと思う。
家族調べなんか出されちゃったらメッキが簡単に
はがれちゃうじゃないか、と本当に困惑した。




それで、課題に関してはネットも普及していない時代。
自分の子供のころの記憶をひねり出して
なんとか課題を提出した。
多分に記憶の代わりのフィクションを加えつつ。

後に、若いころは船舶調理師で本当は
料理が達者な父にふるまわれることにより
様々な家のレシピを私が引き継ぐことになる。
あとは嫁ぎ先で教えてもらった料理などである。
食神持ちは食べることに困らないというのは
本当のようである。

白味噌に
大根里芋人参を丸く切ったものに
鰹節がかかったもの。
丸餅で、焼かずに煮込んでいただく。

母親の雑煮は白味噌と昆布の出汁が薄かったんだよな、
今にしたら。
たぶん、本当にイヤイヤ作ってたんだよな。

昔はこの雑煮がとても苦手で苦労したが
後年自分で雑煮を作る立場になったら
この白味噌雑煮がすっかり好きになったんである。

とろみがつくまで濃い目に味噌を入れてグラグラ煮込んだものに
餅を家族の好みの数の餅を入れていただく。
ところが現在うちの子供2人は
1人は汁と餅のセパレートで
もう1人は餅のみ汁なしと言ってくる。
私は大手牛丼チェーン店かっ!と 突っ込みたくなる。

出されたものはそのまま食べてほしいなぁν
深くこだわってはいないとは言うものの、
作り方だけは教えておこう。

『ボーっと生きてんじゃねーよ!!』
で おなじみのチコちゃんいわく、雑煮の「雑」は
「臓器」の臓なんだそうである。
この年になって初めて知りました。
ありがとうチコちゃん。

根菜や味噌は身体を臓から温めるので
この寒い時期には縁起物というだけでなく、
手軽にお餅と一緒に食べることをお勧めする。






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[2019/01/13 17:45] | 日々雑感
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うん、
私が最初に読んだのも
キミが今困っている課題で、同じ年頃だったよ。

世の中にはいろんなジャンルの小説があり、
すべてを理解するのは困難だけれども
これらのカテゴリのものは本当に読んでても驚きしかない。

現在彼が読んで縮約しなければならない本は
カフカの「変身」である。

ざっとあらすじを書くと
主人公が長年働いていた会社の取引に行かにゃいけない時に
寝坊をしてしまい
どうしようどうしようと鬱々になって考え込んでたら
いきなり毒虫になっちゃった、という話である。

ねぇ…

どうやったらそんな斜め左下な現実逃避が出来るようになるの?

阿部公房もおんなじ調子で確か繭虫になったり壁になったり
砂だらけの女の家から抜け出せなくなった話を書いてたけども
抜け出せないしがらみとかカルマ?みたいなものを表現したい
のでしょうか。
あるいはメタファーを可視化したらどうなるのかという
実験的要素があったのでしょうか。

これ、禁じ手だよね。
人に恩返しするために鶴が美女になるのとは
もうベクトルが違いすぎるよね?
コミックフェスタでコスプレするのとも
趣が違うよね?
叶姉妹がお見えになってヘヴンりーでプレシャスな
空間だもんね?

仮面ライダーが大好きで日曜日には欠かさず見てる
息子でも

「こんな変身ってない…」

と言って困るのだ。
問題の縮約技法的には何も問題はなくて
ヒントをあげたらあとは言葉を繋げて課題は消化できたが
その作品の特殊性に戸惑いを禁じ得ないようなのだ。

改造しちゃう悪の組織の博士とかショッカー軍団とか、
ベルトやらのアイテムというプロセス無しで
いきなり毒虫だもんな。

「朝 起きて、もしぽぇが虫になってたら
どうしよう…」

思わず出た母親の言葉に
息子が私に向き直り、
悲しそうな顔をして突然

「・・・僕、殺すん・・・?」

「ヒィィΣ(゚д゚|||)!
わが子コロスとかやめてっ!
でもでっかい虫はさすがに怖いよ」

「ご飯の時だけ出てきて、
あとは僕の部屋にいてるからゴキジェットだけは
やめこらこらだからあんたが虫にいきなり変身する必要は
そもそもないでしょーが!!」
ォ━━(#゚Д゚#)━━!!


話がだいぶ飛躍して
家庭内の危機管理対策におよんだので
慌てて息子にご飯を食べさせて塾へ向かわせた。

君が虫になるよりも
母ちゃんが灰になる方が実質早い気がするけどな。

お口直し?にお気に入りの音楽を。
この曲で踊る三原舞衣ちゃんは本当に天使です。








[2019/01/08 20:58] | 育児
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