ドール職人のドールライフと日常を綴る日々。
えっとですね個人的なことになるけれど

この数日間ずっと京都旅行の記事を
書いては下書き保存して
その出来に満足せずに完結せずにほってらかすという
事が続いていたんですよ。
どうもうまくまとまらなくて。


何がそうさせたのかというと、
恐らく私の今回の旅でこの半兵衛麩屋さんのことを
どうやって書き残そうかと悩んでいたからなんですね。

私が好きで愛読しているブログで紹介されているのを
読んで半兵衛麩屋さんの存在をほんの最近知ったのだが、
元禄時代から続く店をいくつもの戦争を乗り越え
商売してきた先代店主の言葉の数々を読んで
これはもう行くしかないと思ったのだ。

私の勤め先のクライアント様のお一人も
よく興味深い例え話や禅の公案などのお話を
盛り込んで、
それは楽しく幸福な研修をしてくださる
方だったのだが
なんていうか、ものを作る人の愛情という点で
共通する匂いのようなものを感じ取ったのだ。

そういった点で、仕事の一端を担い、
作り手としても仕事をしている今
学べるところがあるかもしれないと思った。

下記リンクから興味がある方は
先代店主の言葉がたくさん詰まったコラムを
ご一読ください。
当たり前のようでいて、それでも色褪せない
珠玉の作品。
こちらでいただいた麩と湯葉料理と同じように。

半兵衛麩屋

今回出雲へ行く途中で京都に友達が立ち寄ってくれるというので
一緒に昼ご飯を頂いたのだが、

もうお店の中はとても素敵な調度品がいっぱいで、
玄関口には戦後まで使用されていたというかまどが
あった。
先代半兵衛さんは戦中金属類の徴収に製造機械を
国に差し出し、
戦後再建の際には古来と同じ製法で
商売を再開なさったからだ。

「私が幼い時にはまだ使っていたような
記憶があります。」

と、女将さん。

お茶の出し方、
椀物を持って来てくださるタイミング
どれをとっても行き届いたおもてなしをしていただいた
満足感と
麩という料理がこんなにも多彩で
素晴らしいものなのかと感動した。
季節に合った色合いの美しさ、
もっちりした独特の食感がたまらない。

「花鳥風月を愛でる日本人に生まれて良かった」

つくづく思った。

お会計を済ませた後、
そのまま2階の御弁当箱博物館へ。
こちらは京都博物館と提携している。
一軒まるごとがもう重要文化財ですよ。

季節風俗が描かれた屏風と一緒に
様々な工夫と模様が施された江戸時代前後からの
御弁当箱がたくさん展示されている。

「素敵って言葉って、
今の年になって使うようになったって思わない?」

と、連れ合いのにのしゃんが言うので

「そうやねぇ。この年になんないと使わんかもね。
若いときには何見ても『かーわーいーいー』笑。」

いやもうすごいですよ。
ご飯が炊けたりお酒を熱燗にする機能が
ついてたり
かすり模様の錫製の夏用の御弁当箱

何より、帝から下賜された綺麗な菊のご紋の
朱色の美しい御弁当箱。

美しい漆塗りや蒔絵、
さりげなく置かれている古伊万里の瓶や
桐の箪笥。
もう視覚もおなかも満たされて幸せになれた。

「今度は主人も連れてきたいな」

「こういうところは女性同士で来るのが
いいんじゃない。」

「うん、初めて来るときはそうね。」

女性が多かったのは確かだなぁ。
でも今度はビア付きで田楽をよばれたいわ。

以降、
京都めぐりの話はたくさんあるんだが
それはまた後日。

もうねぇ、この記事書いてる時に限って
何回も固まったり消えたりえらい難産したんですわν






追記を閉じる▲
スポンサーサイト




[2012/11/30 21:53] | レビュー
|


阿修羅王
あそこのお食事は私もいただいたことがあります。
それはもう、それこそ「素敵」でしたね。
お食事以前に生麩まんじゅうを知っていたので、
そちらの方が馴染みが深いのだけど・・・
他所のメーカーは美味しくない、やっぱりここです。




管理人
>阿修羅王さん
上洛させていただきました。
京都の街は育った堺の屋敷町に似ていて懐かしくて素敵。
やはり半兵衛麩さん、阿修羅王さんもあがってはったんですね。
幾つかのお店の京都湯葉もよばれたことはあるんですけど、半兵衛さんのあつらえが好きです。
今度上洛する時はコッソリお薦めを教えてもらわなあきませんわ…


コメント:を閉じる▲
息子がちょうど期末試験で
教科によっては

「あたし、それは分かんないから
教えてよ」

と、逆に息子に手元に資料をたくさん持ってこさせて
私が習った内容を理解できるように説明させる
コーチングを行う場合がある。

人に説明することによって
集中し、また積極的に取り組むことが出来る。

質疑応答によってどこまで理解しているのか
確かめながら一緒に推論して解法へ導くことも
できるので、
理科と時事問題を除く社会科においては
私が生徒側になる逆授業方式を採用している。

大昔独身だった頃、
高校進学するのには不安な成績の
ご近所さんちの女の子たちを
自分の休みや仕事が終わってから
家庭教師をしていた頃に編み出した
苦肉の策である。

頭ごなしに教えるばっかりもしんどいしね。


「すべてがちゃんとつながっている。」

最近自分が意図せずにやってきたこと、
望んでやってきたけどそのもの自体は
残念ながら結実しなかった多くの事を振り返って
内省するときにそう感じるようになった。




一つのたとえとして
私がドール製作にすんなり入っていけたのは
昔(違法ではあるけど)
小さな診療所で患者の入れ歯を調整したり、
仮の歯を専用の機械で削って作ったりするといった
もちろん臨床もこなしてはいたが
どちらかというと物を作る造形に近い作業に偏った
仕事をしていたということ


物心つく前からずっと絵を描くのが好きだったということ
(もっとも、自分の描いた絵を手元に残しておくことは
嫌いでたいていの場合友人にあげたり捨ててしまう。)

海外へ発送する場合でも困らない程度の語学を
学んだこと

何より、人形が好きだったこと。

今年のエイプリルフールの時に冗談で
ドール職人になると言った時、
友達ができるよと背中をぽんと押してくれたこと。

一つ一つがバラバラなようでいて
実はちゃんとつながっていたんだなぁと今更思っている。


「お母さん、分子って面白くてさ。
これが水の分子構造でこっちが氷の分子構造。
同じもののはずなのにずいぶん分子レベルで見ると
違うでしょ。」

「ふーん。水の方はばらけてるのに
えらく氷の分子はぎっしりつながっているんだねぇ。」

「それがね、なんで起きるかっていうと
いろんな要素があって…」


そうだ、全体を見れば1個の個体、
事象に過ぎないことでも
もっと細かく見れば

ちいさなちいさな出来事やモノやなんかが
ぎっしりつながったのが、
今私たちが目にしている人であり、物であるのだ。

バラバラのように見えるものも
ぎっしりのものも、
つながってやがて目に見える外殻は変化を遂げていく。


息子の授業を聴きながら、
自分のちっぽけに思っていた様々な欠片の事を
ふと思うとき

実は今つながっているんだと感じるとき

それが無駄な事ではなかったのだと
思うことが出来た自分は少し幸せに思う。




追記を閉じる▲

[2012/11/27 22:48] | ちょっとまじめに考えてみる。
|


にのめぇ
個は全、全は個ってやつですね。

そのぎっしりある個の中から、雅しゃんと繋がる事が出来たのは、物凄い確率の偶然でありながら、ちゃんとした意味のある出逢いなんだなあ。

この偶然をくれた神様に感謝です。

それにしてももう少し近いとこに住んでりゃ、カテキョ経験のある雅しゃんにおいらも英語教えて貰えんのに。

でもこの距離にも、きっと何か意味があるんだろうね。



>にのしゃん
うーん、とりあえずネット社会の時代に生まれたおかげ様々とは思う。
だって大阪と北海道だったでしょ?
ちょっと有り得ない。
で、年に何年か一緒に手放しで遊べて仕事も依頼貰えて。
これはもう神様のご褒美としか言いようがないよ。
また半兵衛さん行きたいねぇ。ビール付きで笑。


コメント:を閉じる▲


先のブログの素体LAN・緋(あけ)のカスタムが仕事から帰宅後再開して
約5時間後に完成。

私ドール製作中は彼女たちにめっちゃ安直に仮名前を付けています。


服が白黒だから白子さんと黒子さん(養命酒のCMかν)とか

イメージしてたのが好きな海外ドラマ
「メンタリスト」に出て来るやたら男運の悪いヒロイン・ヴァンペルトだったからグレースとか。
んで今度の女の子は
「みどりちゃん」。

又しても見たまんま付けてますよこの女。

今は仮の衣装を着用させてるけども、もう少し明るくて可愛いワンピースを着せてあげたいな~と、考え中。
ラブリープーリップマガジンのデザイナーズ型紙とにらめっこアゲインやなぁ。


[2012/11/20 21:48] | ドール
|


にのめぇ
あの…俺の本名と同じなんだが…

笑…えないぞ、ゴルァ!(笑)

こんな風に可愛く生まれたかったのう。

人生変わっとったかのう。

どさくさで和服美人の製作をここでも頼んどこうかのう(笑)


お…
管理人
>にのしゃん
そうだ。
すっかり頭から抜けてたわν
にのしゃんがドールになったらご飯が炊ける可愛いアンドロイドを目指して…って成原博士か私は。
最近1話復活してくれたもんだから、我が家であ~るくんブームでねぇ。買い直してしまうかも。
和風着物美人カスタム。び、微力を尽くさせて頂きます。
今年新作でサユリって着物プーリップがいるけどね。


コメント:を閉じる▲


今カスタムしている女の子は最初のサードボディLAN・緋素体。

私がSDの女の子にはまっているのもあってちょっとリアルな感じにしたいなあと思っているんだけども、

毎度眉毛や目元はわりとすんなり決まるんだが
毎回書き直しを繰り返しているのが唇の形と色。
作る前は大体の色を使ったイラストを試しに描いてみて決めてから制作に入るんだけど、
それでも絵のようにはいかない。

仕方がないから影付けから初めていつも一番後回しである。

これは水彩色鉛筆を削って混ぜ合わせて色を作り出すしかないなぁ…ν


最初にうちのアリスを作ってくれた陸さんはどうやってあんなに綺麗に口元描いてたんだろうかといつも思う。

公開はいつ出来るやら。


[2012/11/19 22:17] | ドール
|

今夜は夫が午前様になるかもしれないと
言っていたので
子供達とチーズてんこ盛りの
家焼きピザを食べながら宇宙兄弟を見て

就寝時間までゲームをしたり
今日の奈良の遠足話を聞いたり
何しか3人(猫様付き)で車座になって遊ぶ。
子供が集まると暖房要らずにぬくいので和む。

で、
子供が寝た後の私は
ちょっとテンションが上がる。
プチ独身気分で

「何しよっかなー
ぼーずのおみやげのヨモギ大福焼いて
たべよっかな。
新しい女の子の工程に入ろうかな。
先にドール服の続き作ろっかな。
ああでも宇宙兄弟の続きも知りたい。
今日のクリミナルマインドの再放送見たい。
明日の朝ごはんの仕込みと、
会社の仕事チェックと、あと腹筋もしたい
・・・。」

んもうきりがなくて、
結局そんな舞い上がっている自分を
此処に残しとこうと書いている。

毎回夫が遅くなる時は
こんな感じで自分の空き時間を
結構アドレナリン出してわくわくして
色々一人で遊んでる。
まあ言うほど堪能もできないんだけどさ。


それで帰ってこられそうな連絡が入ったら、
必要なら夜食を整えて熱いお茶を用意して
帰宅した夫の酔っ払い話を聞きながら
寝床に入るのが大体のお決まりのパターンである。

うん。
じゃあとりあえずドール服の裁断は済んだから
基本と腹筋と風呂行っとこうか笑。




[2012/11/09 23:52] | 日々雑感
|